乾燥肌予防は、なにもローションやクリームを直接肌に塗りたくるだけが全てではありません。乾燥肌予防を効果的にするには身体の外面からのケアと同時に、食べ物など内面からのケアを心がけることも大切です。
うるおい侍も、乾燥肌にバイバイするための努力を毎日続けてるねんけど、今までは乾燥肌へ直接のアプローチがメインやってんけど、根本的な改善を目指すなら、食べ物など身体の内面的な対策も必要やと思うねん。そんな対策の1つが普段の食事。やっぱり健康な身体づくりに、食べ物からの栄養補給ってめっちゃ大事やん?これは、肌の健康に対しても例外とちゃうねんで!
Contents
そもそも乾燥肌って、なんで起きると思います?肌からは皮脂が分泌されていて肌表面からの水分蒸発を防ぎます。この水分は表皮内部の角質層というところで、さまざまな天然保湿因子なんかと一緒に保たれています。これらの働きや構造に支障をきたして正常に働かなくなることで乾燥肌を起こすんです。だから、この原因を取り除いてあげるか、改善効果のある栄養成分を摂取すれば良くなるってことです。乾燥肌予防は新陳代謝を活発にしてあげることも大切なので、血行促進を促すような食べ物を取り入れるのも有効やで。
乾燥肌予防になる栄養素には、主にビタミン類、セラミド、βカロテン、発汗を促す成分などです。食べ物から、乾燥肌予防に重要な栄養素を摂ることができるので、全体をバランスよく、そして積極的に普段の食事にとりいれるようにしたいですね。
<効果>
肌内部の角質層は、角質細胞が何層にもレンガのように積み重なっていて、角質細胞どうしをつなぎとめておくセメントの働きをするのがセラミド。セラミドの働きによって肌の健康と保湿が維持されるといっても過言ではないくらい重要な働きを持ってます。
<セラミドを含む食べ物>
こんにゃく、しらたき、ひじき、ワカメ、大豆など。ただし、セラミドを含む食品やサプリを摂取しても、そのまま肌のセラミドになるわけではないので、セラミドを作り出すのを助ける栄養成分を摂取したり、外側から補給する方が効果的といえるかもしれません。
<効果>
皮膚の粘膜を丈夫にしたり正常に保つ働きがあります。また新陳代謝を活発化してお肌のターンオーバーをサポートします。ただし、過剰摂取は頭痛、嘔吐、発疹、脂肪肝などの原因になるそうなので注意しましょう。
<ビタミンAを含む食べ物>
レバー、サバやイワシなどの青物、ウナギ、チーズや牛乳などの乳製品、卵、人参やカボチャ・ほうれん草などの緑黄色野菜など。
<効果>
肌を美しく保つのに貢献してくれるビタミンB群は、肌の新陳代謝を助けたり、乾燥肌が原因の皮膚の炎症を抑える働きもあります。
<ビタミンBを含む食べ物>
豚肉、レバー、卵、大豆、納豆、サツマイモなど。
<効果>
抗酸化作用があるので、肌の老化の原因となる活性酸素を抑えたり、肌のハリやうるおいに欠かせないコラーゲンの生成を助ける働きがあります。
<ビタミンCを含む食べ物>
アセロラ、イチゴ、パプリカ、レモン、ブロッコリーなどの果物や野菜。
<効果>
血行促進、新陳代謝の活発化、抗酸化作用などによって健康な肌を保つための栄養素です。過剰に摂り過ぎると血液が固まりにくくなるので摂取量には注意が必要です。
<ビタミンEを含む食べ物>
ピナッツやアーモンドなどの豆類、ごま、大豆、アボカドなど。
<効果>
肌から発汗するということは、肌に水分が補給され保湿効果があります。また新陳代謝が活発になるので新しい肌への生まれ変わりに期待ができます。
<発汗作用成分を含む食べ物>
とうがらし、カレー粉、コショウなどの香辛料。
最後に、これらの乾燥肌予防のための食べ物と一緒に、考えたい外面からの乾燥肌予防について少し触れておきます。肌のうるおいを保つセラミドは、めちゃくちゃ大事ですが、身体の内面からの対策が効果を発揮し出すには、比較的時間が必要になることが多いので、これを外面からサポートすることで飛躍的に効率的な乾燥肌予防ができるねん。乾燥肌予防と改善は、内側と外側のトータル的な対策が必要だということを覚えておきましょう。
うるおい侍が、普段使ってるセラミド配合化粧品は、敏感肌・乾燥肌を改善しながら肌にうるおいを与える優れもの。
敏感肌・乾燥肌を改善して肌にうるおいを与えるセラミド配合化粧品
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