さんまの美肌に効く栄養素で若返る

秋の味覚、さんまが旬の季節。定番の塩焼きから〆さんまや煮つけなどいろんな料理で食卓を飾ってくれるさんまには、実は美肌に効果のある栄養素もいっぱい。食べて美味しく、肌の若返りにも期待ができるさんまの栄養についてお伝えします。

さんまの美肌効果と栄養素

さんまの美肌効果には、いろんなものが期待できるねんけど、その中で代表的な美肌効果と、それを助ける栄養素についてみていきたいと思います。

皮膚を強く代謝アップで美肌とうるおいをキープ

さんまの美容効果の一つ目。さんまに含まれるビタミン群には、皮膚を強くしたり代謝を高める効果があるといわれてるんです。肌を丈夫にするビタミンA、抗酸化作用で肌老化抑止効果のあるビタミンE、細胞の修復になくてはならないビタミンB2など、さんまに含まれるビタミンが美肌を助けてくれるで。

美肌や肌のうるおいを保つには、健康で皮膚を強くする必要があんねんけど、丈夫で正常なターンオーバーが繰り返されることは美肌や肌のうるおいをキープするための必須条件のひとつやで。また、さんまには、肌のターンオーバーを正常にする効果があるとされる、セレンっていう成分が含まれるのも注目のポイント。

肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲン吸収を促す

さんまの栄養素には、肌のハリや弾力に不可欠なコラーゲンの効果的な吸収を助ける働きがあるねん。鉄分です。鉄分といえば、貧血予防に効果があることは知ってるかもしれへんけど、鉄分はアミノ酸をコラーゲンに再合成する際に、めっちゃ大事な働きもするんです。肌のハリや弾力アップには無視でけへんコラーゲンは美肌には必須要素のひとつやで。

さんまでストレス解消！？

美肌や、うるおいのある健康的な肌を維持するにはストレスは大敵。ストレスで肌荒れしたっていう経験って結構あるんとちゃうやろか。スキンケアにおいてストレス解消というと、アロマや運動なんかを思い浮かべるかもしれません。よく、カルシムが不足するとイライラするなんていわれますが、さんまの栄養素の中にはカルシウムが豊富に含まれてるねん。またカルシムは睡眠不足の予防や改善にも役立つ栄養素なので、いろんな面でストレス解消に役立つわけです。

さんまの血行促進効果

毛細血管を流れる血流をスムーズにすることで、肌温度の上昇と肌への栄養がしっかり届くようになって、結果的に美肌へ近づくことができるで。反対に見れば、冷え性や血行不良は美肌の大敵ともいえるってことです。さんまには血行を促進させ肌温度アップに期待できる栄養素がいっぱいです。青魚といえばEPAやDHA。さんまにはEPAとDHAが豊富に含まれてるねん。

さんまの強力なアンチエイジング効果

さんまを食べてアンチエイジング？って思うかもしれへんけど、さんまを侮ったらアカンよ。さんまのワタに含まれる栄養素であるレチノールには、新しい細胞を作りだすのを促進させたり、うるおいを保つ働きがあるんです。いま、新しい細胞生成を促すといいましたが、これは肌の繊維芽細胞にも働きかけるっちゅうことです。

繊維芽細胞、聞いたことありますか？肌の乾燥やシワを防ぐことで知られるコラーゲンを生成するのに極めて重要な働きをする細胞です。さらにレチノールには、エラスチンの修復にも働きかけるねんて。シワがなくプルンプルンの美肌には、コラーゲンとエラスチンは不可欠やで。さんまの調理ではワタを出す人も多いようですが、美肌の観点でみればさんまのワタも、魅力的な美肌の栄養素に見えてきませんか？