乾燥肌の原因を正しく理解することで、お肌の保湿ケアの質を向上させることができます。セラミドって年齢とともに減っていくというのはホントでしょうか?セラミドの減少と乾燥肌にはどんな関係があるのでしょうか?うるおい肌のカギを握るセラミドに迫ります。
うるおい侍が乾燥肌に悩まされだしたのが35歳あたりからですし、今までの経験から年齢と乾燥肌、特にセラミドの減少って密接に関係がありそうとは思ってました。でも実際のところ、乾燥肌を誘発する原因ってなんなんやろう?っていうのがことの発端です。
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セラミドとは、元々は自分自身の肌細胞によって作られる保湿因子です。肌の角質層はレンガブロックのように角質細胞が何層にも重なりながら整列していて、角質細胞どうしの間を細胞間脂質と呼ばれる「脂質」が埋めつくしています。この細胞間脂質の代表選手がセラミドというわけ。セラミドは保水力に優れ角質細胞のスキマにしっかり留まることで、肌のハリやツヤ、うるおいを保ちます。セラミドにはいくつかの種類があって種類によって特徴も違ってきます。
ビオセラミドやセレブロシドなどで表示され、豚や馬などの動物の脊髄や脳から抽出されるセラミドで、人のセラミドと似た構造を持ち肌なじみが良く浸透性が高いとされ、水にも油にもどちらにもなじんでくれます。保湿力にも優れているのが特徴です。
小麦胚芽や米ぬかなどの油から抽出精製される植物由来のセラミドで、人のセラミド構造とは少し違っているため天然セラミドより肌との親和性が弱いかもしれません。
人の角質層に含まれるセラミドとほぼ同等の構造で人体との相性がいいといわれていて、酵母などから生成されるセラミドです。肌にも優しいという特徴があって効果も高いとされています。生産にコストがかかるのがネック。
別名、疑似セラミドと呼ばれ、石油由来を原料とした科学の力で人工的に合成されたセラミドです。大量生産が可能なため低コストな反面、他のセラミドと比べ効果は薄いと言われています。
セラミドの分類や種類については、こちらの記事でも図解で確認することができるので合わせて確認してみてください。
セラミドが肌のうるおいには、とても大事な成分だということは分かったと思います。では角質層内のセラミドの量と年齢との関係はどうなんでしょう。年齢を重ねるにつれて肌にうるおいを感じにくくなったり、乾燥肌がひどくなったりした経験はありませんか?うるおい侍もその一人です。
年齢と共に肌が乾燥しやすくなってるってことは、つまり肌の何かが減少足りなくなってるってことやん?ある臨床調査によると人のセラミド量と年齢の関係は、20代でセラミド量のピークを迎えた後、なんと年齢と共に減少し続け50代ではピーク時の半分程度にまで減少するとの調査結果もあるようです。これは年齢を重ねるほど、肌へのセラミド補給が必要だということを物語ってるってわけです。
セラミドが年齢とともに減少することで角質層では何が起こると思います?セラミドの働きのところで、セラミドは角質細胞の間を埋め尽くす細胞間脂質だと説明したんですけど、セラミドが減少するということは角質細胞の間がスカスカになってしまうことと、角質細胞を支えられなくなることを意味します。
スカスカになったスキマからは活発に水分が蒸散し、保湿成分であるセラミドがそもそも減少してるので、与えても与えても水分が逃げて乾燥肌につながります。
セラミドが減少してスカスカになった角質層は乾燥肌だけが起こるわけではないんです。セラミドが角質層のうるおいを保つことで肌のバリア機能を高めていますが、スキマがスカスカの状態では水分がどんどん外に出ていくだけでなく、外部からいろんな刺激や細菌が入って来やすいってことです。紫外線やアレルゲンなどの侵入を許すと、炎症を起こして肌が赤くなったりヒリヒリしたり、ニキビなどの吹き出物ができたりと、セラミドの減少によって肌のバリア機能が低下していろんな肌トラブルを起こしてしまうんです。また、角質細胞を支えきれずハリを失った肌にはシワも増えることにつながります。
うるおいをとり戻してこのような肌トラブルを起こさないための方法としては、減少したセラミドを補うのが1つ、そしてもう1つは肌の保水保湿力をアップさせることで肌再生力を活性化してセラミドを自ら作り出せる肌へと回復させることも大切です。自分自身にあった乾燥肌の保湿ケアで、年齢に負けない健やかな肌を取り戻し維持しましょう!
うるおい侍が、普段使ってるセラミド配合化粧品は、ヒト型ナノセラミドが効果的に乾燥肌を改善ができます。
他にセラミドを効果的に増やす方法について、こちらの記事でまとめていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
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