副作用のない100%安全な薬が存在しないように、多くの成分を含む化粧品も絶対安全なんてことはありえません。逆にそれをキャッチコピーで大げさに押し出してるのって怖くないですか?しかし一方で、セラミド配合化粧品やサプリメントで副作用が出た!という話を聞くこともあります。この記事では、セラミドの副作用について結局何がポイントなのかをお伝えしています。
セラミドは安全性が高く副作用を引き起こす可能性は非常に低いようです。その理由は、セラミドは細胞どうしを繋ぎとめる接着剤の働きをする、もともと細胞膜に存在する成分やからです。さらには、普段から摂取している食品、例えば米、小麦、大豆、こんにゃく、豚肉など、あなたが毎日のように身体に摂り入れている食品にセラミドが含まれてるんです。もしセラミド自体に副作用の危険があるとしたら、あなたの身の回りはセラミドの副作用で悩まされてる人であふれ返ってるかもしれません。
セラミドは人工的に生成できる成分でもあるんですが、基本的に食品などにも含まれる成分で副作用の危険は極めて低いと考えられていて、セラミド自体が直接的に副作用の原因ではないと考え方もあるようです。しかし、セラミド研究の歴史はそう古くはないので副作用に関して100%安全とハッキリしない部分があるのも事実みたいですね。
セラミド自体が副作用の原因になる可能性は薄いことをお伝えしましたが、実際にはセラミド配合化粧品やサプリを使って、副作用と思われる症状が出たという人がゼロではないことも事実。なんでやろう?
これは、サプリメントにしても化粧品にしても、セラミド配合商品は小麦や大豆などアレルゲンとなる原料を使ったものや、セラミド以外のいろんな成分が配合されていることが要因の一つといえます。他にも防腐剤や香料などカラダや肌への刺激を無視できない添加物が含まれていることも少なくないからです。そんなわけで、セラミド配合製品の副作用が心配な場合は、セラミド自体より原料や配合される他の成分にもしっかり目を配る必要があるっちゅうことです。
下記リンク先の記事では、そんな原料や添加物の点で安心なセラミド配合の基礎化粧品とセラミドサプリを特集しています。もしこの記事を読み進める前に気になる場合は、先に下のリンクから進んでみてや。
美肌やうるおい肌を気にするあなたなら、セラミドって名前くらいは聞いたことがあると思います。ここで、セラミドについてちょっと理解を深めておきましょう。セラミドは、肌のうるおいやバリア機能を維持するのに欠かせない細胞間脂質の1つ。肌の角質層は、角質細胞がレンガのように何層にも積み重なった構造になってるんやけど、この角質細胞どうしをつなぎとめておく接着剤のような働きをするのがセラミド。
セラミドが角質細胞の間をびっしり埋め尽くして細胞どうしをしっかりつなぎとめることで、角質細胞の間に保水ができるねん。角質層が十分に保水されて潤うことができれば、肌のバリア機能も強化され外界からの刺激に対して強くなります。また、しっかり潤いのある肌はハリ・弾力・つやのアップにもつながります。逆に、肌がうるおいを失うことは、カサカサ肌はもちろん、しわやたるみ、バリア機能が貧弱で刺激に弱い不健康な肌を作ってしまうということになります。このように、乾燥肌の予防と改善にはセラミドが大きな働きを持つ成分ってことやで。
セラミドは、大きく分けるとヒト型セラミド(バイオセラミド)と、非ヒト型セラミドに分けられて、ヒト型セラミドはその名の通りヒトのセラミドと非常に似た構造を持つセラミド。酵素を原料として人工的に生成されるセラミドです。人体との親和性と効果はかなり高いけど、生成コストがかかるため商品価格にそのまま跳ね返ることが弱点といえます。
非ヒト型セラミドには、動物由来の天然セラミド(ビオセラミド)と植物由来の植物性セラミドがあり、ヒト型セラミドより保湿効果は落ちるけど若干のコストメリットがあるねん。そして、非ヒト型セラミドには、もう一つ合成セラミドっていうのがあって、石油由来原料を使って人工的に生成されるものになります。セラミドのような働きをするので疑似セラミドと呼ばれることもあるで。大量生産が可能なのでコスト的には一番有利。
ヒト型セラミドや非ヒト型セラミド、天然セラミドに合成セラミド・・・、セラミドにはいろんな種類があって、文章では、ちょっとややこしい部分もあるので図解してみました。これを見ればセラミドの種類と分類が大体理解できるんとちゃうやろか。
セラミドの表示名が新しくなっています。今後は『セラミド+数字』は旧名称となり、新表示名に『セラミド+英文字』の表記が使われるようになります。
旧表示名 | 新表示名 |
セラミド1 | セラミドEOP |
セラミド2 | セラミドNS/セラミドNG |
セラミド3 | セラミドNP |
セラミド6, 6II | セラミドAP |
セラミド9 | セラミドEOS |
セラミド関連の記事は、こちらのリンクからいろいろ読むこともできますので参考にしてみてください。
セラミド自体には、副作用の心配はほとんど無いみたいやけど、「セラミド配合」っていう言葉に飛びつかず、原料や添加物もしっかりチェックすることをこころがけましょう。そうすることで添加物による副作用のリスクの軽減にもつながるということやで。
また、セラミドの保湿効果は配合されるセラミドの種類や配合量によってまるっきり違ってくるということ。効果と安全性の両面を優先するならヒト型セラミドや天然セラミドを配合した商品を購入することも大事なポイントになってくるで。もし値段で考えたとすると容量約30mLで3,000円以上が判断の目安とすことができるんとちゃうやろか。
セラミドに関する副作用についてお伝えしてきましたが、セラミド配合の基礎化粧品やサプリメントについての特集記事を公開しています。うるおい侍も実際に試して副作用やトラブルもなく、効果的な結果が得られたいい商品だと思いますので最後にお伝えしておきます。
身体の内側と外側からのセラミド補給を助けるセラミド特集記事へ進む
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