アヤナスとオルビスユーの特徴には、保湿に優れるという以外にエイジングケアにも優れるという特徴があります。この記事では、そんなアヤナスとオフビスユーの年齢肌対策に役立つ成分を比較して、どちらがどのような効果に期待ができるのかをお伝えしています。
アヤナスとオルビスユーを比較する場合のポイント、それはずばり『ストレスによる肌荒れ』にアプローチするっちゅうこと。上図、比較表の緑色の箇所は、アヤナスとオルビスユーを比較したとき、どちらに優位性があるかを示したものですが、同じストレス肌のエイジングケアといっても、そのアプローチのしかた、つまり成分が違うわけです。この違いについて、これから詳しくお伝えしていきます。
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さっそく、アヤナスとオルビスユーに含まれる、エイジングケア向けの成分を比較してみたいと思います。アヤナスとオルビスユーを、それぞれのストレス肌荒れへのアプローチの特徴で比較するとこのようになります。
ストレス肌荒れケアの成分で比較
品名 | アヤナス | オルビスユー |
ストレス肌荒れケア成分 | パルマリン | ヒートショックプロテイン(HSP) |
アプローチの仕方 | ●断裂したタイトジャンクションを修復 | ●ダメージを受けた酵素を集中ケア |
その他のエイジングケア成分 | ●ジンセンX ●ピルベリー葉エキス ●CVアルギネート ●コウキエキス | ― |
アヤナスのアンチエイジング効果の特徴は、肌のバリアー機能低下からくる肌荒れ、ハリ・弾力の低下、くすみ、シワといったトラブルをケアできることです。
角層内の水分やカルシウムイオンの流出を防ぎ、健康な角層細胞を生み出すのに重要なタイトジャンクションに働きかけることで、正常な肌のバリアー機能が保たれ外部刺激を防いでトラブルから肌を守ることができます。そのタイトジャンクションに働きかける役割を担うのが、パルマリンという成分。
アヤナスのタイトジャンクションに関する詳しい内容は、こちらの記事でまとめています。
またアヤナスには、アンチエイジング効果に期待ができる成分が、パルマリンの他にもこれだけ配合されています。このため、肌のバリアー機能アップや回復しながら、多くのエイジング要素を同時にケアできるのがメリットです。
オルビスユーのアンチエイジングの特徴は、アヤナスと同じように肌のバリアー機能アップを働きかけますが、それを実現する成分が全く異なります。その成分というのが、ヒートショックプロテイン(HSP)。このヒートショックプロテインを含む酵母エキスによってストレスを受けた肌にアプローチします。
ハリ・弾力、潤いのある美肌のカギをにぎるのが肌内に存在する酵素のバランスなんですが、紫外線などの外部からのストレスダメージによって酵素の働きが弱くなります。ヒートショックプロテインは、ダメージを受けた酵素を見つけて、そこを集中ケアすることで、乾燥、くすみ、ハリ・弾力、毛穴などの問題をケアし、元の肌に巻き戻す働きをしてくれます。
ヒートショックプロテインのオルビスユーのさらに詳細は、こちらの記事で確認ができます。
アヤナスとオルビスユーの保湿機能はどちらも優秀です。また、先ほどお伝えしたエイジングケア成分との相乗効果という面で役立っています。ちゅうわけで、ここではアヤナスとオルビスユーの主な保湿成分についても比較しておこうと思います。
保湿ケア成分で比較
品名 | アヤナス | オルビスユー |
主な保湿成分 | ●セラミド2 ●ヴァイタサイクルヴェール | ●加水分解ヒアルロン酸 ●濃密ウォータージェリー ●浸透感アップ成分 |
アヤナスに含まれる保湿成分は、浸透性に優れるヒト型セラミドをナノ化したセラミドナノスフィア。そして疑似バリアー機能として働き肌の自己回復を促すヴァイタサイクルヴェールです。どちらも高い保湿力でアンチエイジング効果を助けるのに役立っています。
オルビスユーに含まれる保湿成分は、肌への浸透性を高めた加水分解ヒアルロン酸、濃密なウォータージェリー、浸透感アップ成分。保水に優れる成分を角質層に広くいきわたらせて、肌の潤いをしっかりサポート。この浸透力と保湿力がヒートショックプロテインの働きをバックアップしてくれます。
アヤナスとオルビスユー成分が、どのようなアプローチでエイジングケアを実現しているのかを比較してきました。ここでは最後に、アヤナスとオルビスユーを選ぼうと思ったとき、どこをポイントにすればいいのかという点を含めてまとめてみたいと思います。
アヤナスとオルビスユーのローションでの比較は、アヤナスの方がとろみが強い印象はありますが使用感に違いはあまりないです。
アヤナスのクリームでいうところのアイテムとしては、オルビスユーでは日中用保湿液または夜用保湿液です。日中用保湿液には日焼け止め対策成分が配合されているので、日焼け止めクリーム独特のニオイと使用感があるのは否めない気がします。決して使い心地が悪いというわけではないですけど。
もう一つの夜用保湿液は、断然使い心地よく感じました。個人的には、アヤナスのクリームよりいいかもと思うほどです。そう感じた理由は、オルビスユーの夜用保湿液は、しっかり目のジェルなんですが肌にのせると、ジワァーととろけて、肌の上ではベタツキもなく違和感なく肌に馴染んでいくからやと思います。
エイジングケア成分の比較のところでお伝えしたように、アヤナスにはバリアー機能アップに役立つパルマリン以外に、ストレスからくる肌荒れ、ハリ・弾力アップ、くすみなど対応する具体的な成分を含んでいるということ。これにより、複数のエイジング要因を同時にケアができ、アンチエイジングの効果を短期間で実感できるというのがメリットとちゃうやろか。
ただ、こういった多様なエイジング要素に対応できる成分をしっかり取り込んでいる分、オルビスユーと比較してコスト面では、やや不利になると思います。このためアヤナスは、これまでエイジングケアをしてきたけど、どれも今一つだったり、アンチエイジング効果をなるべく早くしっかりと実感したいという場合にオススメです。
オルビスユーについても、エイジングケア成分の比較のところでお伝えしたように、ヒートショックプロテイン(HSP)が肌のバリアー機能アップと回復をすることでアンチエイジングを実現します。乾燥やハリ・弾力の低下、くすみといったトラブルは、肌の酵素バランスが崩れることで起きます。ヒートショックプロテインの優れているところは、この酵素バランスの乱れを見つけ集中的に働きかけることで、多様なエイジング要素にアプローチします。つまり、ヒートショックプロテインひとつで、エイジング箇所の原因に応じて変化しながら対応できるるっちゅうことです。
オルビスユーのもう一つのメリットは、コスパに優れているという点。エイジングケア成分の種類だけで比較するとアヤナスに軍配があがりますが、オールマイティーに働くヒートショックプロテインの恩恵は無視できないと思います。また、処方がシンプルな分、コストを抑えられているという分もあるんとちゃうかと。
トライアルセットの価格で比較すると、アヤナスとオルビスユーとではそれほど大きな差はないですが、本品での価格差は倍くらいと、かなり大きいです。このことからオルビスユーは、エイジングが気になりはじめたけど、なにを使っていいかわからない、だからコストも抑えたいといった場合にいいと思います。
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