あせもの治し方、子供と大人に効果的な対策

夏になると一気に増えるあせも。油断をすると夏以外でも起きる身近な肌トラブルですが、正しいあせもの治し方で対処しないと逆に悪化させてしまうことも。この記事では、あせもの治し方にはどんな対処方法があるのかと効果的な改善方法についてお伝えします。

あせもの治し方は大人と赤ちゃんや子供で違う？

あせもは赤ちゃんから大人まで、誰でも一度は経験する肌トラブルのひとつやけど、あせもの治し方の基本としては、基本的に大人と子供で違いはあまりないといえます。もちろん対処法の中には、肌の代謝と働きが未熟な赤ちゃんや小さい子供には強すぎたり、そもそも使えない方法もあるので中は必要やで。逆にいえば、赤ちゃんや子供に合わせた対策は、年齢性別に関係なく安心して使える方法ということもいえるんとちゃうやろか。

あせもの治し方の基本

大人と比較して小さい子供ほど汗腺の密集度が高いため、あせもになりやすく重症化しやすいといえます。このため子供のあせもケアの方が、大人より神経質になりやすいのではないでしょうか。軽いあせもであれば、治し方としてはそれほど手間や時間も少なくて済みます。肌を清潔にして患部の汗をこまめに取り除くようにしていれば自然と治癒していくでしょう。これは最も基本的なあせもの治し方やで。

肌の新陳代謝が活発な小さい子供なら、これをしっかり心がければ、あせもはすぐに良くなると思います。しかし大人も含め多くの場合、患部に出るブツブツやかゆみが気になって、触ったり掻いたりして悪化させてしまうケースも多いんとちゃうやろか。これ例えば、夜寝ている間の無意識の掻き壊しなどがあるからです。日中は幹部を触らないように意識はできても、寝ている間は避けようがありません。

かゆみや痛みを伴うあせもの治し方

ところで、あせもといっても汗腺閉塞のレベルによって種類が分かれるのをご存知でしょうか。あせもの種類や発症の原因については別の記事でまとめてあるので、詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

汗疹（あせも）が増える夏に乾燥肌が悪化するってホント？

汗疹（あせも）が増える夏、医学的には「かんしん」と読むそうですが、汗疹で乾燥肌が悪化してしまうという話を小耳にしました。これってホントなんでしょうか？さっそく調べてみました。

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そんな中で、大人にも子供にもかゆみが出るあせもが、いちばん発症しやすい種類。このタイプのあせもの治し方としては、第一に絶対に掻かないこと。掻いてしまうと肌がキズつき、あせもの治りが遅くなるばかりか、肌が炎症を起こして湿疹に発展したり、ムズムズやピリピリとした痛みが悪化して、ひどい場合には化膿してしてしまうことも。かゆみが出ているという時点で、すでに汗腺周辺が炎症を起こし始めているということなので、重症化する前にかゆみを鎮めてあげることが最も重要になってくるで。

かゆみが強く熱っぽかったり、ピリピリ・ジンジンなどの痛みが強いような場合は、皮膚科に相談して薬を処方してもらうのが確実かもしれませんが、そこまで重症でもなく、まずは自宅でできるあせもケアで対処しようということも少なくないでしょう。それに、自宅でできるあせもの治し方を知っておくことで、毎回毎回あせもに悩まされる度に皮膚科を受診するということも減らせる可能性もあるで。

市販の薬によるあせもの治し方

あせもに使える外用薬

ドラッグストアや楽天やアマゾンなど、あせもを治す薬は市販で多く売られています。炎症やかぶれなどの症状、かゆみが強く出ているような場合には効き目の早さの点でステロイド剤が効果的。ステロイドと聞くと副作用が心配という方も多いかもしれませんが、そんな場合は、皮膚表面の患部では抗炎症効果の高いステロイド剤として働き、体内に吸収されると分解されて作用が弱くなるアンテドラッグタイプのステロイド剤配合のものが安心です。

＜ゼリア新薬工業 プレバリンα軟膏＞

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それでもステロイドは副作用が・・・・ということなら、かゆみに素早く効果を発揮する抗ヒスタミン成分、ジフェンヒドラミンなどを配合した非ステロイドタイプのものを。クリームやパウダー系などがありますが、肌を乾燥させつけた後のベタつきを抑える酸化亜鉛配合のものは、特に患部がジュクジュクしているようなときに役立ちます。よりサラサラ感を重視したいならスプレータイプが実感しやすいんとちゃうやろか。

＜興和新薬 レスタミンコーワパウダークリー＞

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＜小林製薬 アセモアパウダースプレー＞

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赤ちゃんや小さい子供であれば、非ステロイドで、より肌への刺激が少ないタイプで様子を見るのがベストチョイスやと思います。

＜池田模範堂 ムヒ・ベビーｂ＞

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かゆみを抑えるなら市販の内服薬も

あせもの治し方では外的な対処のことがほとんどやけど、かゆみをとりあえず何とかしたいということもあると思います。その場合は内服薬という選択肢もあるで。小さい子供は飲むことができないことがほとんどやけど、大人なら対策のひとつとして有効。中でも外用薬でも触れた抗ヒスタミン成分であるジフェンヒドラミン配合の内服薬が、かゆみに素早く効いてくれます。使用上の注意は外用薬と同様にしっかり確認して守るようにしましょう。

＜興和新薬 レスタミンＵコーワ＞

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＜池田模範堂 ムヒAZ錠＞

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＜第一三共 アレルギール錠＞

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民間療法のあせもの治し方はどうか

いわゆる民間療法と呼ばれる対策の中にも、あせもの治し方がいろいろとあります。

食べ物であせもは治るか

食べ物からいろんな栄養素を摂ることで、血行が良くなったり肌が健康になるということでは、広い意味であせもになりにくい肌作りができるといえます。しかし、あせもの治し方として考えた場合は、やはり食べ物は予防的要素の意味が大きいんとちゃうやろか。

あえてあせもの治し方として補助的な対策をあげると、熱いもの辛いものは発汗が活発になり患部に良くないので避けたいところ。また、汗をかきにくくする食べ物を摂るなども考えられるで。身体を冷やす例としては、夏野菜やフルーツ。スイカ、トマト、キュウリ、ナス、パイナップルなどカリウムと水分を多く含む食品に体温を下げる効果があります。カリウムには利尿作用があり、尿を排出するときに一緒に熱も出すことができるからです。

あせもの患部を冷やす

あせもにかゆみが出ている場合、かゆみ軽減のために患部を冷やすのは効果的。患部の汗を取り除いて清潔にし、スキンケアでしっかり保湿をしてから冷やします。冷えた濡れタオルを直接あてるようなことをしないようにしましょう。氷嚢があれば氷嚢を、なければビニール袋を使います。氷と水を入れて患部に直接あてずにタオルにくるんでから患部を冷やすようにします。急激に冷やすのではなく、タオル越しにじんわりと心地よく感じる程度で冷やすのがポイントやで。

サウナ・お風呂・温泉は？

サウナはNGです。あせもの治し方のひとつとしてサウナも有効と考える人もいるようですが、うるおい侍的にはおすすめはしません。あせもは過剰発汗によって起きる肌トラブルのため、それに拍車をかけるサウナは逆効果になるからです。

あせもの治し方の手段としてお風呂は、汗を流して患部を清潔にできるので効果的。ただし、長湯になったり熱すぎるお湯は、余計に汗をかいてしまったり、自律神経を刺激して患部のかゆみが増す原因になることがあるので要注意やで。38度程度のぬるめのお湯で、なるべく短時間で済ませるようにしたいところ。また、患部をゴシゴシと擦るのもNGやで。

ヒアルロン酸やセラミド入り入浴剤の効果は？

ヒアルロン酸やセラミド入りの入浴剤は、乾燥肌の時期、身体が温まって保湿効果もあって人気があるようですが、入浴剤に配合されるヒアルロン酸やセラミドって本当に効果があるのでしょうか。

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海の塩分はあせもを治す対策になるか？

さて海水浴や塩水は、あせもの治し方のひとつになるやろか。塩水に含まれるミネラルなどに炎症を抑える効果があるといわれるけど、海水の塩分濃度は、あせもなどで弱った肌には刺激が強すぎることが多いため、あせもの治し方としてはあまり向いていないといえます。そもそも科学的根拠もないので、もし塩水であせも治療を試みるなら、生理食塩水程度の薄い塩分濃度から始めることをおすすめします。海水と肌荒れについてはこちらの記事をごらんください。

【海水浴の塩分で肌荒れ？】海水に浸かると治るとも聞くけど？

海水浴に行って肌荒れすることってあるんでしょうか？特に気になるのが海水に含まれる塩分が肌荒れの原因になるかどうか。いっぽうで、海水に浸かると肌荒れが治ったりケガの治りが早まったりと

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あせもの治し方より予防も大切

あせもになってから対策することが圧倒的に多いとは思う寝んけど、そもそも、あせもは予防することも大事。あせも予防の基本も治し方の基本と同じく、汗を肌に残さないことと肌を清潔に保つこと。加えてしっかり保湿をして潤いを保つことがあせも予防の第一歩です。ここまでお伝えしてきたあせもの治し方と合わせて肌力アップをすることで、よりあせもになりにくい健康な肌にすることができますので活用してみるのもええんとちゃうやろか。

顔のあせもは洗顔でも予防したい

おでこや首筋もあせもになりやすい箇所です。顔にあせもがある場合、肌を清潔に保つための洗顔は効果的。ただし、洗いすぎは必要以上に皮脂を落とすことになり逆効果もありうるので普通の洗顔料ではなく、肌の潤いを保ちながら汚れをしっかり落とせる洗顔料がおすすめです。また、あせものかゆみ軽減には刺激も良くないので肌をソフトに洗える泡洗顔などの活用が有効やで。こちらの泥泡洗顔料のどろあわわは、潤いを与えつつ余計な汚れをしっかり吸着して落とせる泥泡洗顔料。もっこもこのフワフワ泡が肌を優しく包み込み、かゆみを誘発する刺激の軽減に役立ちます。うるおい侍も実際に使ってみて、とてもいいと感じた洗顔料のひとつです。

肌の保湿と保護もあせも予防の基本

あせもの治し方として重要なのは、保湿と乾燥のバランスを保つことです。ここでいう乾燥とは肌表面に汗を残さず、肌に汗を寄せつけないようにするということ。あせもに負けない丈夫で健康的な肌は、角質層はしっかり潤っていることが鉄則。既にあせもになっているなら、ここまでにお伝えしたあせもの治し方で改善しつつ、保湿ケアも意識をしたいところ。また、乾燥肌はあせもになりやすい肌質やから、適切な保湿を心掛けることがあせも予防に効果的になってきます。

【あせも（汗疹）の保湿と乾燥】トラブルの少ないケア

あせも（汗疹）は過剰発汗によって汗腺閉塞を起こして起きる肌トラブル。予防には、あせもの原因となる汗を肌に残さず乾燥を保つというのが常識かもしません。しかし、そもそも乾燥しやすい肌質

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あせもの治し方と予防を簡単にまとめるとこうなります。

• 肌表面に汗を残さない、汗を戻させないようにする。
• 乾燥肌はあせものリスクを高めるので角質層にはしっかり潤いを与える。
• かゆみがある場合は、掻かない、お風呂は温めに、洗顔は優しく。
• 民間療法の中には、あせもの治し方として向かないものがあるので注意。

あせもの治し方として効果的な対処方法をお伝えしてきましたが、これらのあせも対策をしても、どうしても汗ってかいてしまうものです。かといって頻繁にシャワーやお風呂に入ったりするのも非現実的やし、仮にできたとしても逆に肌への負担増にもなりかねません。そうなるってくると汗を肌に残さない戻させない対策が重要になってきます。こちらは赤ちゃんや小さい子供、大人まで安心して使えるアイテム。肌の保湿と保護をしながら、汗を肌に戻すことなくサラサラが持続し、効果的なあせもケアができるムースタイプの商品です。

肌のバリア機能アップによるあせも予防も

肌にもともと備わっているバリア機能を高めることで肌の潤い強化につながるので、あせもになりにくくすることができます。バリア機能の強化には細胞間脂質のひとつセラミドが欠かせません。こちらの記事でセラミドを効率的に補うための方法をまとめていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

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