海水浴の塩分が肌荒れの原因になる？

海水浴に行って肌荒れすることってあるんでしょうか？特に気になるのが海水に含まれる塩分が肌荒れの原因になるかどうか。いっぽうで、海水に浸かると肌荒れが治ったりケガの治りが早まったりという話もよく聞きます。これって実際のところどうなんでしょうか。

海水浴は塩分で肌荒れする？

海水浴の海の塩分で肌荒れを起こすことはあります。人間の塩分濃度と同じ生理食塩水であれば影響はないねんけど、海水は人間よりも塩分濃度がかなり高いんです。生理食塩水の塩分濃度は約0.9%、それに対して海水は約3.5%。海水の塩分濃度は生理食塩水の実に４倍！この違いを考えると、海水の塩分が肌に与える影響はゼロというわけにはいかないことが想像できるんとちゃうやろか。

塩分やマグネシウムなど、海水に含まれるミネラルは殺菌効果や抗炎症効果といった肌に良い働きもするので、荒れが軽減したりキズの直りを早めるといった効果が期待できるといえるかもしれません。でも逆に、これらのミネラルに対して肌にかゆみを感じたり赤みが出たりすることもあるのも事実やねん。

なので、一概に海水に含まれる塩分などのミネラル成分が肌に良いとか悪いと断言するのは難しいといえます。あなたの肌が健康でバリア機能もしっかり正常に働く状態であれば、海水塩分の刺激や浸透圧の影響を受けることはほとんどないと思います。しかし肌のバリア機能が弱ってすでに肌荒れしてたり、敏感肌、アトピー、海水浴での日焼けしているなど肌が外部刺激を受けやすい状態のときは基本的に肌に悪いと思った方が賢明でしょう。

なお、海水ではなくプールの消毒塩素（カルキ）と肌荒れについての記事もあるので参考にしてみてください。

海水浴の塩分はこんな影響も

海水には塩分をはじめミネラルが豊富に含まれてるやろ？海水浴に行くと海水に身体を浸けることになるわけやけど、長時間にわたって海水に浸かるのは塩分やミネラル成分による肌荒れのリスクを一気に高める危険も。それは、海水によって必要以上に皮脂が落とされてしまう危険があるからやねん。

皮脂を過剰に失うということは乾燥肌の原因になります。海水浴で日焼けした肌はただでさえ乾燥しがちなので、この状態で海水浴後のスキンケアを怠ると、肌のターンオーバーの乱れを自己回復力では修復しきれず肌荒れや乾燥肌を促進させることになりかねません。

また、バリア機能が低下してしまうと外部からの刺激を受けやすい敏感肌など、肌トラブルにつながる負の繰り返しに陥ってしまうことに。顔の皮膚は薄くてデリケートなので海水浴の後のスキンケアは、特にしっかりケアしたいところやね。

海水浴の塩分で肌荒れしないための対策

海水浴の塩分やミネラル成分による肌荒れや敏感肌、乾燥肌にならないためには、まずやることは海水浴後に真水のシャワーで身体についた塩分をキレイに洗い流すこと。またこのとき、絶対にボディータオルや手でゴシゴシ強くこすらないように丁寧に優しく洗い流すことやで。海水浴直後のふやけた肌は、予想以上にデリケートになってるから注意が必要やで。

シャワーなどで塩分をしっかり洗い落としたら、次に忘れてはいけないことは「すぐ保湿！」すること。保湿は、肌トラブルを予防するために最も基本で重要な対策の１つです。海水浴で弱った敏感な肌にも安心して使えて、肌の保湿効果にも優れるセラミドなどの配合化粧水をたっぷり与えて保湿してるようにしましょう。

海水浴後にセラミド補給で肌荒れ知らずに

とにもかくにも海水浴の後は保湿効果に優れ、肌に優しい保湿ローションやクリームなどで十分な保湿に心がけます。海水浴で酷使して乾ききった肌のうるおいを蘇らせるには、ヒアルロン酸やセラミドなど保湿効果の高い成分を配合した保湿化粧品が非常に役立つので積極的に活用したいとこです。

肌にとって重要な役割をする成分であるセラミドは保湿成分としての働きはもちろんですが、バリア機能強化に欠かすことのできない成分でもあります。だから、海水や日焼けで弱った肌にはセラミドを含んだスキンケア商品が非常に役立つんです。

セラミド配合のスキンケア商品には、ローションやクリーム、オールインワンゲルやサプリメントなど形態と方法はさまざま。そんな中、海水浴に持っていくならオールインワンゲルが一番かさばらず手軽で便利かもしれません。この辺は、あなたの好みや用途に合わせてチョイスすることもできます。そんな保湿アイテム化粧品を実際に使ったレビュー記事を公開してるので、是非確認してみてください。(^^)

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