スイゼンジノリのサクラン配合の化粧品

いま注目を浴びる高保湿成分に、スイゼンジノリという植物から抽出されるサクランがあります。保湿成分としての化粧品への利用は、まだ研究の歴史も浅いですが、その保湿力の高さは、他の高保湿成分を凌駕する実力といわれています。スイゼンジノリから抽出される天然由来保湿の成分、サクランの魅力と配合化粧品をお伝えしています。

スイゼンジノリ『サクラン』の実力

”スイゼンジノリ”とか”サクラン”っちゅう言葉で検索をしてここへやって来たとしたら、もう既に知ってるかも知れませんが、スイゼンジノリから抽出されるサクラン、高保湿、高保湿っていうけど、いったいどれくらいの保湿力があると思います？

スイゼンジノリから抽出されるサクランの保湿力の実力値は、なんとヒアルロン酸の5倍といわれてるねん。ヒアルロン酸は1gで6ﾘｯﾄﾙもの保水力があるわけで、その5倍っちゅうことは30リットル！？・・・・もはや、ホンマかいっ！と突っ込みたくなる数値。まぁ、実験内容や条件によって左右される理論値ってことにはなると思うねんけど、それでもこの保湿力には驚愕やね。お風呂いっぱいの水が200リットルとして、スイゼンジノリから抽出されるサクラン7gほどあれば、ゼリー状になる感じやろ？めっちゃすごいやん、と思ってしまいます。

高保湿成分では、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなんかがメジャー成分として、化粧品に良く使われますが、保湿力だけで比較したとすると、スイゼンジノリから抽出されるサクランの保湿力は、他の高保湿成分を圧倒する実力やということになるわけです。これだけの保湿力があるわけやから、化粧品への応用を考えるのは極自然やといえます。

ここでサクラン以外に出てきた保湿成分の保湿力については、ランキング形式で記事にまとめてるので、興味があれば参考にしてみてや。

スイゼンジノリのサクラン以外の高保湿に定評のある成分まとめ

サクランの原料スイゼンジノリっていう植物

ところで、スイゼンジノリって植物やということは、すでにお分かりのことやとは思いますが、これを読むとスイゼンジノリって意外と稀少原料やということが分かると思います。漢字では『水前寺海苔』って書きます。つまり、海苔なんです。もちろん食用やで。名前の由来は、熊本市にある水前寺成趣園の池で初めて発見されたことによるとか。

もともとは九州の一部の淡水域にだけ自生する藍藻藻類で、極めて良好な水質を好むそうですが、現在では技術の向上で盛んに養殖もされてるみたいですね。主に加工食品の原料、お土産や料亭などで扱われることが多かったようですが、高い保湿力から化粧品にへの展開も活発になってきてるというわけです。

スイゼンジノリ『サクラン』配合の化粧品

スイゼンジノリから抽出されるサクランの実力や魅力をお伝えしたわけやけど、このサクランが実際に配合されてる化粧品って、まだ見かけたことがないっていう人も少なくないみたいです。一時期メディアなどでも取りあげられたこともあるようやけど、知名度などから、どうしてもメジャーな高保湿成分に情報が偏る傾向があるのかもしれへんね。

しかし、冒頭からちょくちょくお伝えしてるように、スイゼンジノリから抽出されるサクランは植物由来成分。一方、セラミドやプロテオグリカンなど、他の高保湿成分は動物由来が多いことを考えると、超敏感肌で動物由来の成分では、ちょっと心配もあるっていう人には、お試しがしやすい高保湿成分のひとつといえそうです。

うるおい侍も使ってみた、スイゼンジノリから抽出されるサクランを配合したオールインワン化粧品について、詳しくまとめた記事はこちらからどうぞ。

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