肌の保湿ケア化粧品を選ぶとき、うるおい成分に何が配合されるていて、結局どれが一番いいのかって気になりますよね。そこで、この記事では、高保湿化粧品でよく使用される成分、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸の特徴を比較して、保湿成分としての優位性を検証してみたいと思います。ぜひ高保湿化粧品選びのときのヒントにしてみてください。
Contents
高保湿化粧品の保湿成分としても利用されるセラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸。3大うるおい成分ともよばれたりする成分やけど、スキンケア化粧品の保湿成分として、いったいどれが人気や効果が一番なのかって意外と悩みどころ。保湿成分の詳細は後でしますが、うるおい侍の独断で、ひとまずこれらのうるおい成分に順位をつけてみるとこんな感じ。
プロテオグリカン
セラミド
抜群のコスパと保湿成分として定評のある3種のセラミドでしっかり保湿
ヒアルロン酸
スキンケア化粧品の保湿成分としてド定番ヒアルロン酸配合のオールインワン
どうやろ、ランキングはしっくりきましたか?以上のように、3つのうるおい成分(保湿成分)をランキングしてみましたが、しっくりきてない!という人も、これから説明する内容から各保湿成分の特徴を比較してみることでランキングの妥当性が見えてくるんとちゃうやろか。
プロテオグリカンのうるおいの実力は、ヒアルロン酸の保水力と良く比較されます。ヒアルロン酸は、1gあたりの保水力は6000mLなんて説明を見たことがあると思いますが、プロテオグリカンはその約1.3倍もの実力をもつといわれてるねん。うるおいっていう観点では、3つの成分中でプロテオグリカンがダントツというてもいいと思います。さらに、プロテオグリカンには肌のターンオーバーの促進作用が確認されていて、保湿効果だけじゃなくトータル的なスキンケアにも優れるといえんです。
ちなみに、ヒアルロン酸とプロテオグリカンとの違いについて、さらに少し詳しく説明した記事がこちらにあるので参考にしてみてください。
保湿成分としてヒアルロン酸より脚光を浴びるプロテオグリカンとの違い
セラミドは、ヒトの肌内部にもともと存在していて、肌の保湿やバリア機能の維持にはめっちゃ重要な役割を果たす成分。セラミドには、いくつかの種類があって、働きによって番号で分類されてます。保湿を主な役割とするセラミド6、保湿とハリ向上を得意とするセラミド3、肌のバリア機能を強化するセラミド1といった具合です。うるおいの観点だけで比較すれば、プロテオグリカンやヒアルロン酸に劣るかもしれませんが、セラミドの持つバリア機能強化は強力。根本的な肌力の回復に期待ができるので、結果的に保湿力にも優れた効果を発揮する保湿にとどまらない成分といえます。
セラミドの種類や働きについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をどうぞ。
最近の技術向上によって、ヒアルロン酸を低分子化して保水力を高めたスーパーヒアルロン酸なども出てきたりしてるねんけど、ヒアルロン酸は、スキンケア化粧品の保湿成分の定番中の定番やね。でも最近では、ヒアルロン酸だけをメインにした保湿化粧品って少なくなってきてる傾向で、どっちかというと、先に説明した2つのうるおい成分を補助する成分として使われることが多いように思います(もちろんドラッグストアなどでヒアルロン酸メインの低価格な保湿化粧水もあるよ)。保湿力でいえばセラミドより優れてるといえるけど、他の成分をサポートする成分としての意味合いが強いのでランキングを3番にしました。
この記事では、うるおい成分としてプロテオグリカン、セラミド、ヒアルロン酸と3つの保湿成分をランキングしてみたわけやけど、さぁ、以上の比較結果を受けて、あなたは何を選びますか?とにかく保湿力で比較するならプロテオグリカン。プロテオグリカンより保湿力は劣るけど、肌力の底上げまでを視野に入れるならセラミド。コスパ最優先ならヒアルロン酸というように、保湿成分の比較・選択基準はいろいろ出てくると思います。しかし、配合される保湿成分を選ぶときに一番大事なのは、その成分が目的に合ってるのかどうかということとちゃうやろか。
最後にもう一度、ランキングに入った保湿成分を含むスキンケア化粧品のレビュー記事へのリンクを載せておくので、自分の興味と目的に合った記事にお進みください。
抜群のコスパと3種のセラミド配合のオールインワンゲルの記事へ
同じカテゴリー「うるおい成分比較」の一覧
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