背中が乾燥して粉ふきを起こす原因は、ある肌成分の減少が原因。ということはその成分を補ってあげれば背中の粉ふきを改善できるはず。背中の粉ふき予防に必要な成分とうまく補うための方法についてお伝えします。
乾燥肌から起こる背中の粉ふき。かゆみを伴ったり、服を脱いだときに白い粉が付着してたりと何かと悩みのタネ。これからお伝えする内容は、うるおい侍も実践している効率的な背中の潤いケアです。
Contents
背中の乾燥や粉ふきに限らず乾燥肌の原因は、ある肌成分が不足してしまうことで起こります。その肌成分とは細胞間脂質とNMFと呼ばれる成分。細胞間脂質は肌の一番外側の角質層にあって、角質細胞どうしをつなぎ合わせるセメントのような働きをしています。セラミドって聞いたことないでしょうか。セラミドは、乾燥肌やバリア機能の低下を気にしている人にとっては常識的な存在。またセラミドは、細胞間脂質の代表的な成分やねんけど、このセラミドが角質細胞と角質細胞の接着剤の役割を果たすことで角質層の水分を蓄える働きをします。
もう一つのNMFは天然保湿因子とも呼ばれ、水分を取り入れる働き(吸湿)と水分を抱え込む働き(保湿)に優れる成分。NMFも角質層内に水分を維持する大事な働きをしています。角質細胞の間にあるNMFが十分に吸水と保水して、それをセラミドがしっかりつなぎ合わせてサンドイッチをするイメージです。
肌が乾燥しないために必要な肌成分はセラミドとNMF。なんで、これらが不足すると乾燥肌とか粉ふきが起きるのかなんですけど、角質細胞をつなぎ合わせる接着剤の役目をするセラミドが不足すると角質細胞がバラバラと崩れだします。バラバラになった角質細胞の間にはスキマが生じて、そこから水分がどんどん蒸発し始めます。これが乾燥肌の原因。さらに、細胞どうしのつながりが弱くてもろい状態なるため、肌からポロポロとはがれ落ち始めることに。これが粉ふきです。
背中の乾燥肌と粉ふきを食い止めるために必要なセラミドやNMF。成分はわかったけど、じゃあどうやって補ってやればいいかです。
背中の乾燥肌や粉ふきを効果的に予防するには、大きく2つのことに着目する必要があるで。1つは肌に水分を呼び込む吸水力と呼び込んだ水分をしっかり抱え込んむ保湿力を高めてあげること。つまりNMF(天然保湿因子)の役割をする成分を与えてあげるってことになるねん。
もう1つが角質細胞どうしをしっかりとつなぎ合わせて、抱え込んだ水分を外に逃がさない機能を高めてあげること。それにはセラミドを補給してあげることです。
ちなみに、この2つがきちんと働くことで、肌の潤いを保ち外界からの刺激やウィルスの侵入を防ぐ、という肌のいちばん基本的で重要な働きが機能するようになります。これが肌のバリア機能です。
細胞間脂質の形成をサポートする成分をサプリとか食物から積極的に摂るようにしたいです。肌にいいとされる栄養素は、ビタミンA(緑黄色野菜・青魚・海藻類など)、ビタミンB2/B6(大豆・乳製品・レバー・魚介類など)、ビタミンC(フルーツ類・海藻など)、ビタミンE(ピーナッツ・アーモンド・植物性油など)です。
必要に応じてサプリメントなどから、セラミドやヒアルロン酸といった保湿効果やバリア機能アップに役立つ成分を摂取するのも有効。特にセラミドやヒアルロン酸は、年齢とともに減少していきやすい成分なので、基礎化粧品だけでは力不足かなと感じたときには非常に役に立つんとちゃうやろか。
うるおい侍も、普段から保湿に優れる基礎化粧品と一緒にこういったサプリメントを活用していますが、確かに肌につけるだけとは違う潤い方と乾燥負けしにくくなったのを感じます。使ってみてとてもいいと感じた商品だったので紹介しておきたいと思います。現在、ぷるきら生活は在庫不足中です!もし購入を検討中なら早めの確保をおすすめします。
うるおい侍の保湿ケアは、吸水・保湿力アップとセラミド補給のダブル攻撃で攻める場合も。まずお風呂で吸水力と保湿力アップのためのケアをして潤いを受け入れる下準備。この下準備によって化粧水をグングン吸い上げてうるうるヒタヒタ肌を作ることができるねん。
そしてお風呂から出たら、間髪入れずにさっき紹介したセラミド配合の保湿ローションでたっぷり補水します。角質層に浸透した化粧水は先に施した成分によってがっちりキープ。相乗効果で予想以上の好感触を実感できます。
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