ごま油の肌荒れや美容効果とは

ごま油を肌につけると肌荒れや美容にもいいらしいのですが、食用のごま油のどんな成分が効果をもたらすのでしょうか。キッチンにある、あのごま油を使えばいいのでしょうか。そんな疑問にお答えします。

ごま油の肌に効果をもたらす成分

ごま油に含まれる肌に良い影響を与える成分は、ごま油の主成分であるオレイン酸とリノール酸。オレイン酸は、血中コレステロールを減らす効果があるので、動脈硬化の予防など身体の内側に対する作用が大きいねん。肌に対して良いとされる効果でいえばリノール酸に着目。リノール酸は、優れた保湿効果をもち、肌荒れやニキビなどを予防する働きもあるといわれてるんです。

それからもう一つ、ごま油にはアンチエイジング効果が期待できるゴマグリナンっていう成分が含まれてるんです。ごま油って、他の食用油と比べて酸化しにくいのを知っていますか？抗酸化物質であるゴマグリナンは、肌老化の原因のひとつである活性酸素を抑制する働きがあるんです。

このように、ごま油には、肌の保湿効果に優れるリノール酸、抗酸化作用でアンチエイジング効果に期待ができるゴマグリナンが多く含まれてるので、うまく活用することで、肌荒れから美容まで、幅広く肌の健康をサポートすることができるといえます。

肌に使うごま油は何でもいいの？

どこの家庭にもごま油、ありますよね？では、肌荒れや美容のために使おうと考えたとき、キッチンに置いてある茶色いごま油を使えばいいのかっていうと、肌に使うオイルとしては低純度で強い香りのため向いてるとはいえません。茶色いゴマ油は、炒ったゴマから抽出されるので色と香りがついてるんです。

肌荒れや美容などのスキンケアでは、炒ってない生のゴマから抽出し精製される白ごま油を使います。このごま油は、無色透明で香りもほとんどないのでまさにスキンケア向きやで。しかも、白ごま油には、ゴマグリナンが多く含まれるので、アンチエイジング対策としても白ごま油を使うべきです。

使い方は、普段のクレンジングの代わりに使ったり、体温より少し高いくらいの温度に温めた白ごま油を気になる箇所に円を描くようにマッサージしながら塗って、10分ほど置いてから洗い流します。もし、べたつきが気になるようなら、入浴中に使うようにすれば解決できるで。白ごま油で、うるおいとモチモチ感のある肌を実感してみてはいかがでしょうか。

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