自分自身で敏感肌だと意識を持つ女性の割合は、ある調査によると実に80%を超えるそうです。女性10人中8人が、自分自身を敏感肌だと自覚しているというのは驚きの数値です。でも、その裏に自称敏感肌という言葉があるのを知ってますか?
ある化粧品メーカーの調査によると、実に80%の割合を超える女性が、自らの肌を敏感肌と感じてるんやって。特に30代、40代、50代の女性にその割合が強く表れるようです。30代~40代といえば、ちょうどお肌の曲がり角にさしかかる時期でもあるやん?敏感肌用化粧品の需要の割合が増える傾向にあるターゲット層へのアピールチャンスを化粧品メーカも見逃しません。
化粧品メーカーから、あなたのお肌、こんな症状に思い当たりませんか?という具合に、潜在意識を揺さぶられた女性が、年齢とともに肌への刺激増加を感じ始めていたり、季節の変わり目や普段使わない化粧水を使ったときに、肌のかゆみやピリピリ感を持っていたりしたら「あっ、確かに!この症状、私にピッタリ当てはまる!私って敏感肌。。。」となってしまいがちなんです。加えて、敏感肌は老け顔の原因になるなんてことをいわれた日にはもう、女性にとっては危機感MAX、あなたの敏感肌意識は一気にピークへ達することになるでしょう。
でもちょっと待ってください。それって本当に敏感肌なんやろか?敏感肌は、角質層の乱れによって、肌が乾燥してうるおいを失った状態。外部からのちょっとした刺激に対しても過敏に反応するようになって、化粧品がしみたり、赤みやかゆみが出たりする肌質なんやけど、敏感肌意識を持つ女性の中には、実は敏感肌ではなく自称敏感肌といわれる人が存在するらしいんです。
参考として肌のバリア機能については、こちらを確認してみてください。
自称敏感肌とはどういうことかというと、さっきも言ったように化粧品メーカーの戦略にまんまとはまって、自分は敏感肌だと勘違いするタイプの思い込み敏感肌。つまり、敏感肌を自覚する女性の割合80%の中には、思い込み敏感肌の女性の割合も含まれるってことやねん。思い込み敏感肌の多くは、敏感肌ではなく乾燥肌に近い肌質のことが多いようです。ただし、乾燥肌と敏感肌の関係は表裏一体。ケアも何もせずに放置すると、敏感肌だけにとどまらず、いろんな肌トラブルを起こす原因になるので注意は必要やで。
もう一つ、間違ったスキンケアをしてしまうことで、自分自身で敏感肌にしてしまってるような場合も自称敏感肌に分類されるようです。ただ、こちらは自称であろうと敏感肌であることに違いはないので、敏感肌を意識する女性の割合の内数にすることに問題はないと思ってます。もしかすると女性は誰でも自分は敏感肌、つまり肌がデリケートだと言いたい心理が働くのかもしれませんね。ともあれ、思い込み敏感肌の割合を多めに考慮して加味しなかったとしても、半数以上の割合の女性が、敏感肌の悩みを持っていることが予想できそうです。
うるおい侍が思うに、敏感肌を自覚する女性の割合が、80%を超えるとまで言われるようになってきた理由に、冒頭で説明した化粧品メーカーによる顧客獲得のための販売戦略のほかに、心と肌の健康も見逃されへん要因やと思うねん。心と肌の健康は密接に関係してるっていわれています。現代社会では、女性の社会進出が活発化するに従って社会的責任や会社での人間関係など、さまざまなストレスにさらされる機会が増えてるし、子供を持つママさんの場合は、同時に育児もこなさんとあかんわけやから心に与える影響は決して小さくないはず。
そんな中にあって、あなたは自称敏感肌やから気のせいです。なんてこというつもりは毛頭ありませんし、むしろ、うるおい侍は、自称だろうがなんだろうが、敏感肌って感じてるなら、相応のスキンケアをすればいいと思っています。自己満足のスキンケアに偏ってしまうのは良くはないでしょうけど、自分が満足できるスキンケアをすることで心のストレスから解放されるメリットもあるのではないかと思うからです。ただし、正しいスキンケアの方法であることが前提。
敏感肌じゃなくても、敏感肌用スキンケア化粧品を使うことは肌にとって悪いことでもないわけですから、あとは、肌断食って言葉があるように、肌を甘やかすばかりが肌の健康を保つ秘訣ではないっていわれてる部分などと、どうやってバランスをとるかがカギになるかもしれませんね。
ちなみに、最後にうるおい侍が使ってる、敏感肌専用の保湿・エイジングケア化粧品については、この記事を確認してみてください。
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