乾燥背中の粉ふき お風呂で効果的な対策

乾燥した背中の粉ふきってイヤですよね。かゆいし不潔感あるし。そんな乾燥背中の粉ふきを改善するのに保湿剤ばっかりに頼ることもありません。キーワードは？スバリ「お風呂の入り方」です。

乾燥した背中から粉ふきが起こってしまうような状況を改善するためには、どんな症状なのか、原因は何で放置するとどうなのか、などを知っておいた方がいい場合もあります。乾燥肌の粉ふきの対策を知りたくてこのページに辿り着いたのに、そんな回りくどい説明いらん！っていうのも一理あります。せやから・・・

背中の乾燥粉ふきの改善はお風呂の入り方がキモ！

やっぱりまず答えを知りたいよね！そう、いきなり対策からっしょ。

症状とか原因は、ここを読んでからでも全然問題ないですし、極端な話、余力があれば読めばいいというくらいです。なんでか？うるおい侍、ウンチクとかあんまり好きちゃうもん！（笑）

ちなみに湯船に浸かるということは、肌にダメージを与えるってことを念頭においた上で４つの対策を紹介します。

顔を洗うのも背中を洗うのも一緒：対策１

特に女性であれば自分の顔を洗うときってめっちゃ気を使うでしょ？それと一緒でお湯を身体になじませながら優しく優しく洗うことを心がけましょう。

原液ベタ塗りゴワゴワタオルの使用は厳禁！：対策２

まさか石鹸とかボディーソープを地肌にベタベタ塗りたくるような使い方してへんよね？これに加えてもし、ナイロン製のゴワゴワタオルでゴシゴシなんかしてたら最悪やで。もうね豆腐をヤスリで擦ってるようなもんです。皮脂膜を必要以上に取り過ぎるし肌に細かい傷ができて、炎症や肌荒れ、かゆみなどのトラブルの原因になってしまいます。しっかり泡立てて優しく手で洗うこと。ここも顔を洗うのと考え方は一緒とちょうやろか。

入浴中特に気にしたい湯船の温度と浸かる時間：対策３

乾燥肌にとっての大敵は肌への刺激です。石鹸やボディーソープで身体を洗う行為は、肌への刺激につながることはご存知だと思いますが、実は湯船に浸かる行為も肌への刺激になってるんです。温度が高すぎたり長時間お湯に浸かるのは肌への負担が大きく、乾燥肌のムズムズ感やかゆみを悪化させてしまう場合があります。乾燥肌ケアでは、入浴は温めのお湯で時間はなるべく短くが理想。ちなみにお湯の温度は、３８～４０度程度をすすめている医師が多いようですね。

入浴後のお肌の水分蒸発は時間との勝負！：対策４

お風呂の入り方もめちゃ大切やねんけど、実は乾燥肌の保湿ケアで一番気をつけないといけないのがお風呂から出た直後！そう、あなたが浴室から出た瞬間から肌の水分が蒸発して乾燥肌へのカウントダウンが始まってると思わないとダメです。乾燥肌のツライ症状の緩和と早期改善には、この入浴後の保湿ケアをどれだけ速やかにできるかにかかっているといっても過言ではないんです。

入浴後は化粧水と乳液で速やかに保湿！を徹底しましょう。制限時間は約３分。そう、ウルトラマンが登場して怪獣をやっつけて帰っていくまでの時間と同じです。あとタオルでの水分の拭き取り方にも注意しましょう。ゴシゴシ拭き取らず上から優しくポンポンという感じで十分です。

背中の乾燥肌の症状

乾燥肌って空気が乾燥する季節に増える傾向がありますが、単に乾燥肌といっても肌のカサカサ、ブツブツ、かゆみ、白い粉ふきというように、いろんな症状があるんです。乾燥肌が起きる箇所もスネ、腕、顔、背中など身体のいたるとこで起こる可能性があります。

乾燥肌で、うるおい侍が特に悩まされてきたのが粉ふきとかゆみ。乾燥肌を悪化させてしまうメカニズムは、衣類が擦れるなどの刺激がかゆみを誘発　→　かゆいので掻く　→　肌が傷ついて炎症を起こす　→　さらにかゆみが増す・・・・というのが典型的パターン。そのまま進行し続けるとケアは大変になるし時間もかかることになるやん？だから、この悪循環をどっかで断ち切ることが大事やねん。

背中が乾燥して粉ふきを起こす原因

肌は一番外側の皮脂膜（表皮）が内側の角質層を覆っています。健康な肌では角質層の細胞どうしのすきまを細胞間脂質でビッシリなはずなんです。ところが乾燥肌が進むと、皮脂膜や細胞間脂質が減少してどんどん細胞間はすきまだらけに。こうなると細胞間の繋がりがもろくなり、非常にはがれ落ちやすい状態になってしまいます。これが粉ふきの原因になるねん。

この状態を放置すると、どんどん肌のバリア機能も低下するので、健康な肌の大敵、細菌や紫外線などの外部刺激が侵入しやすい状態になります。乾燥肌が進行すると神経線維が過敏になるので、ちょっとした刺激でかゆみを感じたり、それがさらに強いかゆみを誘発し、我慢できずに掻きまくって悪化させてしまうという悪循環につながります。

弱った肌状態の入浴は、セラミドなどの流出も促進することがあるので、適度な潤い成分の補給も必要です。その対策としては、身体の外側からのケアと内側からのケアに心掛けたいところやね。

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