保湿化粧品の高保湿成分として配合されるコラーゲンは、肌に塗っても浸透しないという話を聞いたことがあると思います。でもそれって本当?保湿に優れるコラーゲンで、肌がうるおうのは表面だけなんてことがいわれますが、これを検証すべく、TV通販でも良く取り上げられているラメラエッセンスのフェース生コラーゲンを使って実際に試してみました。ほんとうにコラーゲンは浸透しないのでしょうか。
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肌には浸透しないといわれるラメラエッセンスのフェース生コラーゲンを実際に試してみたので、使い心地など詳しくお伝えします。
その前に説明は置いといて、とにかくラメラエッセンスを公式サイトで確認したいならこちらからどうぞ。
高級感のあるパッケージを開封すると、TV通販で見た赤く透き通ったボトルに入ったラメラエッセンスがお目見え。ボトルのノズルを外すと、グレーのキャップが取り付けられていて、厳重に生コラーゲンの品質を守ってるのがわかるで。
キャップを取り外して、同梱のラメラウォーターを注ぐだけでフェース生コラーゲンのラメラエッセンスの完成やで。溶解直後の液体は白濁してるけど、冷蔵庫でしばらく保存すると無色透明の液体になります。とろみのある透明のラメラエッセンスが、効果を期待させてくれます。
うるおい侍は、入浴後すぐに試してみました。ボトルのノズル部分はシリコン系素材でできてるので、人差し指と親指で軽くつまむことで、適量のラメラエッセンスを簡単にしぼり出すことができて便利。
とろみは若干強めのテクスチャーで、1回の推奨量は1円玉大。いわれた通り1円玉大で始めてんけど、うるおい侍の場合、少し難がありました。っていうか使い方が悪かったのかも知れません。それは肌に広げた時のべたつき。伸びは決して悪くないと思います。しかし、一か所にラメラエッセンスが滞留して、その部分のべたつきが妙に気になったんです。説明書には、すぐにサラッとみたいに書いてあるのに、サラッとするどころか、べたつきは顔と手のひらでしばらく続く始末。落ち着いてからはいい感じになったけど。
ところが翌日、このべたつきの原因が判明することに。それは1回量とスピードが、かなり重要やってこと。量的には1円玉大でいいかも知れへんけど1回量が多ければ多いほど、ラメラエッセンスを手早く塗り広げなあかんということです。感覚的には、もたもたしてしまうと浸透性の高い生コラーゲンが、角質層の入り口で大渋滞を起こしてる感じになるんやと思います。
うるおい侍の場合、1回量3滴を手のひらに軽く広げて、頬から目元を中心に、手早くサッとをかなり意識して塗ってみると、これがめっちゃ良好。これが肌には浸透しないといわれるコラーゲン?って思ってしまうくらいの入り込む感覚と、直後のサラッとしっとり感を実感したで。このやり方では、べたつく間もなく、ほんの数秒でサラッとした肌質に変わる感覚やで。ラメラエッセンスの良さを最大限に実感するなら、1回量は少なめに超手早く塗って、気になる部分には重ねづけがベストでしょう。
無色透明で、とろみのあるテクスチャー。
写真のように塗った直後にテカりがあるのは、つけ過ぎの恐れあり。べたつく原因に。
つけて約3分もすれば、しっかりとしたしっとり感を実感できてるはずやで。
約10分後には完全に落ち着いて、しっとり感が定着してます。
約1時間経過しても、うるおい感をしっかりキープしてます。
約3時間でも、しっとり感を余裕でキープ。肌の透明感も増してワントーン明るくなった気がします。
最後に、ラメラエッセンスを塗ってからの変化を時系列で並べてみたので、もう一度比較してみてください。
保湿化粧品の高保湿成分として配合される有名なコラーゲン、あなたも一度や二度くらいは、肌に塗っても浸透しないという話を聞いたことがあるんとちゃうやろか。コラーゲンが肌に浸透しないといわれる理由は、コラーゲンの分子の大きさに由来します。ようは、コラーゲン分子は、肌に入り込むにはデカ過ぎるっちゅうわけです。確かに、コラーゲンは、いろんな分子の集合体、分子配列も複雑やから全体として大きいねん。このため通常の分子量(高分子)を持つコラーゲンの場合、肌のバリア機能によって角質層への侵入を阻まれてしまうことになります。せっかく保水力に優れるコラーゲンを肌につけても、角質層内部に浸透しないので、肌表面だけがうるおうばっかりで効果半減っていうわけです。
では、コラーゲンは肌のバリア機能を突破でけへんのかっていうたらそうではないで。コラーゲンは高分子、つまりデカいねん。であれば、小っちゃくすればいいわけです。最近さまざまな分野で、低分子化技術が劇的な進化を遂げていますが、化粧品に配合される成分の低分子化も目覚ましいものがあるで。百万分の一レベルのナノ化技術によって、コラーゲンの分子を角質層内部に浸透させることができるようになったんです。
低分子化やナノ化とは、つまり粒子を極小化することやねんけど、単にコラーゲンを細切れのバラバラにして小さくするだけでは、コラーゲン本来の保水力の低下を招きます。ラメラエッセンスのフェース生コラーゲンは、コラーゲン分子を小さくし過ぎて、本来の性質を損ねることなくナノカプセルに巻きつけることで、浸透しないといわれるコラーゲンを、コラーゲン本来の高い保水力を維持しつつ肌のバリア機能を突破することに成功してるんやって。
角質層に浸透したコラーゲンは、ナノカプセルから離脱して角質細胞の隙間を埋めつくす形で再形成し、正常なラメラ構造作りに力を発揮します。これによって、肌の保湿とハリ・弾力など小じわが目立たへんようになるっちゅうわけです。
ラメラエッセンスの公式データの詳細を知りたいなら、こちらの記事をご覧ください。
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