肌のバリア機能の回復は紫外線対策方法の一つにもなる

肌のバリア機能が低下すると、肌荒れや乾燥肌はもとより、シワやたるみ、くすみなどのいろんな肌トラブルを招く原因になります。肌のバリア機能は、その名の通り、肌の乾燥、細菌や紫外線などの外部刺激から肌を守るのが役目です。紫外線対策方法の一つとしても有効な、肌の大切なバリア機能を回復するにはどうすればいいでしょうか。

紫外線に負けない肌のバリア機能回復には

もしいま、肌のバリア機能の低下を感じていて、強烈な紫外線にも負けへん肌のバリア機能に回復させるためには、どうすればいいやろか。

肌のバリア機能回復のメカニズムは、決して難しいことではないで。角質層はラメラ構造といって、ちょうどレンガブロックを積み重ねたような構造をしてるんですが、バリア機能が低下した状態というのは、このラメラ構造が崩れたり剥がれたりした状態。肌に保湿成分をしっかり与えることで、肌のターンオーバーが正しく機能するようになって、角質層の乱れ（ラメラ構造の乱れ）を徐々に回復させることができます。

そして、肌のターンオーバーを正常化し、肌のバリア機能を正常な状態に回復させるのに優れた効果を発揮するといわれるのがセラミド。セラミドは、もともと肌の細胞間にも存在する成分で、保湿に優れ、細胞どうしを繋ぎとめる接着剤のような働きをするねん。肌のバリア機能強化では、セラミド配合の高保湿化粧品をスキンケアに取りいれるというのが王道といえます。そして、肌のバリア機能の回復を実感するまで継続するということが大事やで。

例えば、こんなセラミド配合の高保湿化粧品です。

セラミド配合の高保湿化粧品

肌のバリア機能回復は紫外線対策になる

日差しの眩しい春以降は、紫外線が強くなり始めるます。いろんな肌トラブルの原因となる紫外線を対策する方法としては、紫外線クリームを塗るというのが一般的やと思います。これはこれで正しいし、特に紫外線が強くなる季節では、絶対やった方がいいです。しかし必ずしも、紫外線クリームを塗ることだけが紫外線対策ってわけとちゃうで。

もともと肌には、バリア機能が備わっていて、紫外線から肌を守ることも守備範囲にあるからです。逆にいえば、肌のバリア機能低下は、紫外線の直撃を受けることになるので、肌の広く深くに影響を及ぼすことになるねん。ご存知のように、肌は大きく表皮と真皮に分かれますが、肌のバリア機能が低下すると、紫外線の刺激は、表皮にある角質層を余裕で通り越して、更に奥の真皮層にまで到達するといわれています。

この紫外線による真皮層への影響は、かなり深刻やで。真皮層には、肌のハリや弾力を保つために、めっちゃ重要なコラーゲンやエラスチン、そしてうるおいを保つためのヒアルロン酸などが存在するねんけど、紫外線は、これらの成分を減少させる原因になるからやねん。肌のバリア機能が低下した状態で、紫外線を大量に浴び続けると、カラカラのシワシワ肌のリスクを一気に高めることになるっちゅうことです。

せやから、肌のバリア機能の回復と維持は、紫外線対策の重要なポイントになるんです。紫外線に負けへん健康的な肌作りのために、紫外線クリームなどの紫外線アイテムも上手に取り入れながら、肌のバリア機能の正常化に努めていきましょう。

長時間、紫外線から肌を守るのに優れる紫外線クリーム

例えば、長時間、紫外線から肌を守るのに優れる紫外線クリームは、POLAから出てるこんなんがあるで。

長時間、紫外線から肌を守るのに優れる紫外線クリーム

うるおい肌と肌のバリア機能を強化する保湿化粧品

うるおいのある肌作りをしながら肌のバリア機能の強化にも期待できる保湿化粧品については、こちらの記事を参考にしてみてください。

肌のバリア機能の強化にも期待できる保湿化粧品