花粉症は肌荒れや乾燥肌の原因に？

冬の肌荒れ・乾燥肌シーズンを過ぎてから肌トラブルが気になりだしたら原因は花粉症かもしれません。花粉症による肌荒れ・乾燥肌の予防と対策をしっかり行って花粉症シーズンを乗り切りましょう。

花粉症が原因の肌荒れ・乾燥肌

花粉症を原因とした肌荒れや乾燥肌は、花粉症乾燥肌とか花粉症皮膚炎って呼ばれます。杉を代表とする花粉によって起こる花粉症は、目や鼻の粘膜に付着した花粉を体外へ排出しようとする身体の防衛機能が過剰反応して起こるアレルギー症状。実はこのアレルギー反応、粘膜以外に肌表面でも起きる場合があるねん。花粉症が肌荒れや乾燥肌を起こすメカニズムはこうやで。

1. 花粉が肌に付着。
2. 防衛機能が過剰反応する。
3. 肌の赤み・かゆみの原因に。
4. 皮膚を擦る・掻く。
5. 肌がキズつきバリア機能が低下。
6. 肌荒れや乾燥肌が進む。
7. さらに痒みなどが増す原因に。
8. 以降、肌トラブルの永久ループへ。

つまり、花粉が肌荒れや乾燥肌に直結するわけではなく、花粉症のアレルギー反応でによって、ついつい擦ったり掻いたりしてしまうことで、肌荒れや乾燥肌などの肌トラブルにつながってるわけです。花粉症って少し前までは、春先のシーズン限定で発症するアレルギー症状やったんやけど、花粉って年中いろんな種類が飛んでて、最近では、通年で花粉症のアレルギーが出ることも少なくありません。花粉症が酷い人ほど、花粉症による肌荒れや乾燥肌に対する警戒が必要ともいえるわけです。

花粉症の肌荒れ・乾燥肌の予防と対策

花粉症の肌荒れ・乾燥肌の予防と対策には、まず『花粉を徹底的に寄せつけない』、そして、『花粉が着いたら落とす』ことが予防と対策につながるので、なるべく肌の露出を避けたり、花粉を入浴や洗顔でしっかり洗い流すことも大事やで。髪の毛には花粉が多く付着しやすいので長い人なら、髪を上でまとめるなどの工夫も効果的といえるでしょう。自宅に持ち込まない工夫や、空気清浄器などの活用で入ってしまった花粉の除去も有効。

でも、目に見えへん花粉になんぼ気をつけてても付くもんは付くし、完全に防ぐことは不可能といえます。これを根本的に解決して健康的で花粉アレルギーを起こしにくい肌育成に大切なんは、やはり保湿すること。本来、肌のバリア機能って、外部からの刺激や侵入者から身体を守ることが役目。それが機能してへんわけやから正常化してやればいいわけです。そのために絶対に必要なんが保湿。もちろん肌への栄養補給や、肌再生に大切な睡眠など日常生活への気遣いも大事になってくるで。強い肌を作るには、肌を甘やかすばっかりでもあかんけど、既に肌荒れや乾燥肌が進行してしまってると思われるような場合には、正しいスキンケアを行ってまずは通常の肌の状態に戻してやることが先決になってきます。

花粉症が気になるシーズン、花粉が付かないように気をつけながら、しっかり肌の保湿ケアも行うにしていきましょう。
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