どくだみ化粧水の効果

日本全国どこにでも自生している「どくだみ」は雑草といえば雑草。その効果や効能は、タダの雑草にしておくにはもったいないスゴイ効果があることでも知られています。では、市販のどくだみ化粧水の保湿効果についてはどうでしょうか。

どくだみとは？

どくだみは、探せば、ほんとにどこでも生えてるような植物です。住宅街や道端などの日陰になりやすい場所に自生していることが多いねん。どくだみの葉っぱには、ちょっとキツめの臭気があって。人によっては、この匂いが苦手な場合もあるみたい。ちなみに、うるおい侍もその一人。。。（笑）

５～7月には、どくだみは白い花をつけます。ほんまに、どこにでも自生する雑草、っていうかそれくらい生活に身近な植物やねんけど、その割に利用範囲が広くて、抗菌作用があるため薬用としての利用されたり、あとは、食用としての利用では、お茶が超有名やねん。ただ、食用としては、高カリウム血症や、肝機能指標値（GPT, GOT）上昇などの副作用が報告されてるようです。そんな利用価値の広いどくだみ、化粧水などの化粧品もいろいろあるんですが、どくだみ化粧水の保湿効果として、どんな成分に効果があるのかを見て行きたいと思います。

どくだみ化粧水の配合成分と効果

どくだみ化粧水の配合成分としては、当然、どくだみエキスが配合されてます。どくだみエキスは、デカノイルアセトアルデヒド、ラウリルアルデヒド、クエルシトリンなどをメインに、保湿や、殺菌・抗菌に効果がある成分が含まれてるねん。ただ、どくだみエキスは、どちらかというと殺菌・抗菌に優れた効果を発揮するため、どくだみエキス自体の保湿効果については、過度の期待はできないかもしれません。

このため、どくだみ化粧水には、アセトアルデヒドという化学物質から合成される多価アルコール類である、吸湿性・保水性に優れるブチレングリコール(BG)などが一緒に配合されることが多いみたいやねん。

あとは、各メーカーごとの特色を出すため、無香料、無着色、自然香り成分や美容成分などが配合されたりします。あと、化粧水なんで、完全無添加というわけにはいかず、基本的にはパラベンなどの防腐剤は含まれると場合がほとんどやで。せやから、完全無添加を望むんやったら、どくだみ化粧水の自作がええかもしれません。

どくだみ化粧水の嬉しいところ

どくだみ化粧水の配合成分となる原料は、比較的低コストなものがほとんど、っていうか、いっしょに配合される成分や製法などで商品コストに跳ね返ってくるとは思いますが、主役のどくだみ自体は、基本的にただみたいなもんなので、どくだみ化粧水の多くは、非常にコスパに優れるものが多いように思います。
低価格帯であれば、５００ｍｌで数百円というレベルで買うことができるので、化粧水をバシャバシャと贅沢に使える、どくだみ化粧水って、めちゃ嬉しいよね。

どくだみ化粧水より効果的な保湿

どくだみ化粧水は、コスパにも優れ贅沢な使い方ができるのがいいねんけど、どくだみ化粧水だけで、お肌に十分なうるおいを与えて、長時間の保湿を保つには難しいところがあるかもしれないので、基本的には、どくだみ化粧水で水分を与えた後は、乳液やクリームでしっかりとカバーしてあげるようにした方が安心できます。

ただ、どくだみ化粧水自体は、肌の保湿力を底上げするためのアイテムというより、とりあえず乾燥しがちな肌に水分の与えるというのがメインの使い方やから、乾燥肌がひどい場合などは、頻繁な重ねづなども必要になってくるかもしれません。

乾燥肌の悩みがあって、肌の保湿力向上と健康を根本的に改善していきたいと思ってる場合は、それ相応の保湿ケアアイテムを使う必要があるで。
ちなみに、うるおい侍は、乾燥肌ケアに効果が高い化粧水にこれを使ってるねん。

乾燥肌ケアに効果が高い化粧水