肘（ひじ）のしわの原因と角質ケア

ゴワゴワして硬く、深いしわや白い粉ふきのある肘、寒い冬場は露出することは少ないですが、春以降は肌の露出も増えるため、意外と見られているものです。年齢が出やすいといわれる肘のケアをしっかり行って肌の露出の増える時期に備えましょう。

肘（ひじ）のしわの原因

空気の乾燥する冬場、肘（ひじ）は乾燥するようになります。この乾燥が、ごわつきやしわの原因の一つ。なんで、肘（ひじ）は乾燥しやすいのかというと、皮脂腺がめっちゃ少ないのが原因。肌のうるおいは、皮脂腺から分泌される皮脂がフタの役目をすることで保たれてるねんけど、その皮脂腺が少ない肘（ひじ）は、もともと他と比べて特に乾燥しやすい部位といえます。しかも、肘（ひじ）は、ついたり曲げたり、衣類が擦れたりと何かと外部からの刺激を受けやすい個所なので、他に比べても肌へのダメージが大きい部分やねん。

乾燥や物理的な刺激受けた肘（ひじ）の肌は、刺激に対抗するために、自己防衛機能が働いて角質を厚くしようとするねんけど、これが肘（ひじ）が硬くなったりゴワゴワしたりする原因。厚く硬くごわついた角質には、しわができたり、ひび割れや白い粉ふきなども起きやすくもなるわけです。

肌の新陳代謝が活発な年齢であれば、この状態を放置しても自然に元通りの肘（ひじ）の肌質に戻ることも期待できますが、年齢肌の場合は、放置して改善させるというのは、なかなか難しいものです。ちゅーか、放置して改善できる程の自己再生力のある肌なら、そもそも肘（ひじ）のしわやゴワつきが気になる！って状態にまで発展してへんかもしれません。

肘（ひじ）のしわの角質ケア方法

肘（ひじ）のしわの角質ケア方法、王道はやはり、まず硬くなってしまった古い角質を落として柔らかくすることから。お風呂に長めに浸かって肘（ひじ）のごわつきを柔らかくしたら、専用のスクラブ入り洗浄剤や軽石を使って、カッチカチになった角質を落とすようにしてあげてください。

古い角質を落とすには、ある程度の時間と根気が必要になるのは仕方がないので、焦らず丁寧に優しく行うようにしましょう。焦ってゴシゴシやり過ぎると、健康な角質まで傷めたりして、かえって悪化させる可能性もあるので注意してや。

週に1回、丁寧に少しずつを心がけ、入浴後は、いつものスキンケアに加えて肘（ひじ）にも、たっぷりの化粧水を与えてからクリームでフタをしましょう。根気よく繰り返すことで、肘（ひじ）の肌質は次第にゴワついた状態から変わっていくので、しわも改善していくと思います。お風呂でのケアをしない日は、尿素入りのスキンケアクリームを使うのも効果的といえるで。また、肘（ひじ）が柔らかさを取り戻してきたタイミングで、必要に応じて美容液や乳液をプラスすることで肘（ひじ）のしわ改善を加速させることもできそうやね。

物には何でも順番があるように、角質化して硬くなった肘（ひじ）を柔らかくすることなく、闇雲にローションやクリームを塗りたくるというのでは、あまり意味がありません。せっかく取り組むなら、多少時間がかかるように感じるても、正しい方法をコツコツ続けた方が、結果的に効果的で時間的にも効率的やということは意外と多いもんやで。

肘（ひじ）のしわ対策のために、普段のスキンケアに手間が増えるのが面倒に感じるなら、オールインワンゲルを活用するっていう方法もあります。コスト的にもライン使いするより有利な場合も多いので、これから肌の露出が増える季節に向けて、肘（ひじ）のしわケアを始めようと考えてるなら、できるだけ効率的に対策したいところやね。

肘（ひじ）のしわ対策にも使えるオールインワンゲル